2018年7月4日水曜日

【VCF】避妊フィルム マイルーラの使い方と感想、避妊効果はある? 副作用・危険性は?

 


私たちは避妊に「VCF」という避妊フィルムを使っています。

良いですよ「VCF」マイルーラ

2016年11月ごろから、月3から週1ペースで使っていますが、未だに失敗(=妊娠)はありません。

「VCF」というのは「Vaginal Contraceptive Film」の略で、2000年始め頃に日本で売られていた避妊フィルム「マイルーラ」のアメリカ版です。

>>>【VCF】避妊フィルム マイルーラの失敗しない使い方

「マイルーラ」は、日本では大鵬薬品が製造・販売していましたが、主成分が体内に残留し身体に害を与える危険性がある、と問題になったことと、その使用方法の難しさから失敗しやすく、「効果が無い」との噂が広がり、売り上げが伸び悩んだため、日本では製造・販売中止となりましたが、海外ではまだ根強い人気があるそうです。

「マイルーラ」は、セックスの挿入7分〜15分前に、2×5cmほどの半透明フィルム状の「殺精子剤」を折りたたんで膣内に挿入し、膣液で溶かして避妊する避妊薬です。
ピルのように毎日欠かさず飲む必要がなく、女性自身の手で避妊できるという利点もあります。

欠点はフィルム状の薬剤を膣内奥に挿入するにはコツが必要なことと、溶けるのに時間が掛かるため、薬剤挿入のタイミングも難しく、薬剤が溶ける前に射精してしまい効果が十分に得らず失敗する可能性が高いことです。
理想的な使用方法をしたとしても避妊成功率は他の避妊法に比べて低め(コンドームの9倍、膣外射精の4.5倍)で、そのため他の避妊方法との併用が望ましいとされています。また、薬剤によるアレルギーで外陰部炎を起こすこともあるようです(ちなみに私の彼女はこれまで外陰部や中の炎症やかゆみなどを感じたことは無いようです)。

マイルーラ挿入後は、舐めると苦かったり舌先がしびれたりすることもあるそうで、私は苦いと嫌なのでマイルーラ挿入後には舐めないようにしています。
一度、使用後に彼女に口でしてもらったことがありますが、彼女は別に苦くはないと言っていました。

1回の射精につき1枚使用する必要があり、2回目以降には追加で1枚挿入する必要があります。

日本では現在販売中止となってますが、海外からのインターネットなどを利用した個人輸入で入手可能です。
個人輸入といっても、「オオサカ堂」などの代行業者を通じての購入なので、通常のネットショップと同じ感覚で購入できます。

「VCF」の使い方


1. VCF挿入前に、自分の指が乾いていることを確かめて下さい。
(濡れた指だとVCFが付着して上手く膣内に置くことができません)
2. パックを開封します。【図1】
3. フィルムを破かないよう丁寧にパックから取り出します。【図2】
4. フィルムを半分に折り畳みます。【図3】
5. さらに折りたたんで中指と人差し指の先端でお持ちください。【図4】
※図のように3回折り畳んで小さくするほうが挿入しやすいです"
6. 挿入して、膣内奥深くの子宮頸部あたりに置いてください。【図5】
7. もしフィルムが指にくっつく場合は、別の新しいフィルムを使用してください。
半分に折って、さらに折って小さくして、膣内に挿入してください。


「VCF」を使った感想

正直、避妊成功率がコンドームと比べて高くないということに不安は感じます。
ですが、「生で中出しができる」というのは、何をおいてもとても素晴らしいことだと思います。
挿入中の一体感。射精時の征服感は病みつきになります。
私たちの場合は、年齢と双方子供ができにくい体質ということもあり、この程度の避妊成功率で問題ないと感じていますが、やはり一般的には、安全日は「VCF」を使って中出し。危険日はコンドームなど、他の避妊法との使い分けが安心ではないかと思います。

▶ 商品に付属の「VCF」の取扱説明書を見る

「VCF」の欠点

・苦いと思うとクンニし辛い・・・
(苦いの嫌なのでVCF挿入後は舐めたこと無いのですが・・・)
・「VCF」が溶けるまでの15分が長い.......
(私は先っぽだけ挿入して浅くピストンとか、クリに押し付けながら出し入れで刺激、とかしてます、
それはそれで良いものですし、彼女もよさそうですが...)
・挿入感は、溶けた薬剤のせいだと思うのですが、使わない時よりも中の粘度が高くなりすぎて、
滑りが悪くなります。
(彼女の体質(濡れにくいとか)の問題かもしれませんが・・・)
・射精後に抜くと愛液がホイップクリームのように泡状に...
なのでAVでよく見る、どろっと流れ出るところは見れません・・・

生中出しでも簡単に避妊できる「VCF」。
コンドームは感度が落ちるから使いたくないという方にはとても素晴らしい手軽な避妊法だと思いますが、下記の表にもあるように、コンドームの9倍、膣外射精の4.5倍もの高い避妊失敗率(理想的な使用法の場合)であることを忘れないようにして下さい。
(100人の女性が1年間に同じ避妊法を行った場合に妊娠する確率)